私は40代前半の男性ですが、ルイボスティーを30歳から10年以上、ほぼ毎日飲み続けています。
ルイボスティーを飲み続けた10年と、飲まなかった10年を単純比較することは出来ないですが、最新の研究結果から判明したルイボスティーの効果、私の体験談や感想についてお話します。
ルイボスティーとは?
ルイボスティーの正体は、「ルイボス」という植物を茶葉にして抽出するお茶のことです。
ルイボスは世界中で唯一、南アフリカ共和国のセダーバーグ山脈の中でも、限られた一部の地域だけで栽培される非常に珍しいマメ科の植物で希少価値が高く、ルイボスの生産国の南アフリカの先住民の間では、「不老長寿のお茶」として親しまれています。
ルイボスティーを飲み続けることで期待できる効果は次の通りです。
- 血糖値の上昇を抑える
- 血流改善
- 老化予防
- アレルギー予防
- むくみ対策
- 貧血予防
- 便秘予防
- 睡眠の質の向上
ルイボスティーには抗酸化作用があり、体内の活性酸素を除去する働きがあるのです。活性酸素は体の老化や病気の原因となるため、体内の活性酸素を除去することで健康維持に効果的と言われています。
私は元々、貧血と便秘が無かったので、「貧血予防」と「便秘予防」の効果は実感できませんが、その他の効果は実感しています。
例えば、ルイボスティーを飲み始めてから花粉症が治ったり、飲み過ぎた次の日も顔のむくみが軽減されていたり、ニキビや吹き出物に悩まされることも無くなりました。
また、健康診断の結果も10年以上問題ありません。
40歳を過ぎても大病に罹らず、身体の不調がないのは嬉しいことですね。
ルイボスティーの効果・効能
私が特に実感しているルイボスティーの効果は、「ダイエット効果」と「アンチエイジング効果」です。
ルイボスティーのダイエット効果
私もそうですが、ルイボスティーを飲み続けることでダイエット効果を実感してる人は多いです。
ルイボスティーを飲み続けるだけで痩せる!?
ルイボスティーを飲み始める前、20代の頃はBMI計算で肥満(1度)の判定でしたが、ルイボスティーを飲み始めて1年ほど経ったときには普通体重の範囲に入り、3年ぐらい経ったときから適正体重の±1~2キロ前後を推移しています。
3年ぐらいで、約10キロ前後のダイエットに成功したということになりますね。
3年で10キロの減量ですから大したことありませんが、その間、食生活を変えることもなく、何か特別な運動をしていたわけでもありません。
ただルイボスティーを飲み続けたというだけなので、ストレスなども一切ありませんでした。
何故、ルイボスティーを飲み続けると痩せるのか、それにはルイボスティーの効果「血糖値の上昇を抑える」が関係していると思われます。
ルイボスティーは血糖値の上昇を抑える
ダイエットと血糖値の関係は次のとおりです。
- 食事から糖質を摂ることで血糖値が上昇する
- 血糖値を下げるためにインスリンが分泌される
- 摂り過ぎた糖質をインスリンが脂肪に変えて体内に蓄積する
ここで重要になるのが血糖値の上昇スピードです。
血糖値が急上昇するほど、脳は「早く血糖値を下げなきゃ!」と判断して、より多くのインスリンを分泌します。
インスリン量が多いということは体内に蓄積される脂肪も増えるということです。
また、多くのインスリンが分泌されるということは、血糖値の急降下を引き起こしてしまい、脳が糖質を欲して食欲を増進させてしまいます。
「食べたばかりだけど、まだ何か食べたいなぁ」という状態になりやすいわけですね。
このように血糖値が急上昇と急降下を繰り返す状態を「血糖値スパイク」と言い、ダイエッターの課題になっているところです。
ただ、ルイボスティーには「血糖値の急上昇を抑える」という効果があるため、食事と一緒にルイボスティーを飲むことで血糖値の急上昇を抑えられ、脂肪がつきにくい体になったり、間食や過食の予防にもつながると思います。
また、食事の糖質や脂肪の吸収を抑えるサプリメント を併用することで、より痩せやすくなるでしょう。
ルイボスティーのアンチエイジング効果
私が最も実感しているルイボスティーの効果は「アンチエイジング」です。
南アフリカの先住民がルイボスティーを「不老長寿のお茶」と呼ぶように、老化スピードを遅らせる効果があるのだと思います。
実は私、ルイボスティーを飲むようになった30歳から見た目がほとんど変わっていません。
40歳を過ぎても30歳前後に見られることが多く、初対面の方に私の実年齢を伝えると驚かれます。
見た目が若いことで、私の年齢を知らない年下の方にタメ口を聞かれたり、40歳を過ぎても若輩に見られるなど、必ずしも良いことばかりではありませんが、老けて見られるより若く見られるほうが嬉しいですね。
見た目が若く見えるか、老けて見えるかにはいくつかのポイントがあります。
- シワ
- シミ
- ほうれい線
- 目の下のクマ
- お肌の乾燥
- 薄毛
- 白髪
もちろん服装や体つき、姿勢や話し方なども影響しますが、顔の見た目だけでいえば、おでこ・眉間・目尻のシワ、メラニン色素が肌に沈着したシミ、保湿力が低下したほうれい線、目の下のクマ、乾燥して潤いやハリがないお肌、薄毛、白髪によって大きく印象が変わるでしょう。
ルイボスティーには「血流改善」の効果があるため、ルイボスティーを飲み続けるだけで見た目を若返らせることが可能です。
例えば、お肌に良いとされる栄養素には、ビタミンA・ビタミンC・ビタミンEなどがあり、お肌に良い食べ物を意識して積極的に食べている方も少なくありません。
しかし問題は、その栄養はきちんとお肌に届いていますか?ということです。
お肌の細胞に栄養や酸素を運ぶのは「毛細血管」の役割で、運ぶと同時に、お肌の細胞から老廃物を回収するという役割まで担っています。
つまり、栄養のあるものを積極的に摂取しても、毛細血管が機能しなければ、その栄養の効果は発揮されないということです。
薄毛や白髪も同じです。顔のお肌は皮膚の細胞、頭も頭皮なので皮膚の細胞ですからね。
毛細血管は加齢と共に衰退して徐々に無くなっていきます。
毛細血管が無くなったところには栄養や酸素が行き渡らず、老廃物の回収も出来なくなるため、シワやシミ、薄毛や白髪などの老化現象を進行させてしまうのです。
毛細血管が無くなってしまうことを「ゴースト血管化」と言い、加齢と共にゴースト血管化するのですが、ルイボスティーは毛細血管を修復し、ゴースト血管化した毛細血管さえも再生する働きがあると研究結果から明らかになっています。
80歳になっても30歳の見た目というのはいくら何でも無理ですが、老化スピードを遅らせるためにルイボスティーは効果的だと思っています。
ルイボスティーの美容効果は?
ルイボスティーには、肌のハリや潤いを保つ効果があると言われています。これはルイボスティーが豊富に含むビタミンCによるもので、ビタミンCはコラーゲンの生成を助けると言われています。
ルイボスティーの効果はいつから?
ダイエット効果は「血糖値の急上昇を抑える」という観点から即効性があるといえます。
老化予防の効果はルイボスティーに含まれる「SOD酵素」の働きや、ルイボスエキスが毛細血管にある「Tie2(タイツー)」を活性化させ、ゴースト血管を修復するまでの期間は2週間から3週間という研究結果があります。
個人差はあると思いますが、継続的に飲み続けることで効果を実感しやすくなるでしょう。
ルイボスティーの作り方・飲み方
ルイボスティーの茶葉は、ルイボスを刻んで発酵させ、ふるい分けされて作られますが、ルイボスティーにも日本のお茶と同じようにグレードによる種類があります。
- スーパーグレード(キメ細かい茶葉で茎が少ない)
- ハイグレード(粗い茶葉や茎も入っている)
- スタンダードグレード(粗い茶葉や茎が多い)
ルイボスティーの作り方
ルイボスティーは煮出し・お湯出し・水出しで作れますし、少量を今すぐ飲みたいときはマグカップに入れてお湯を注いで作っています。
冬の寒い時期は温かいルイボスティーを飲んで、夏の暑い時期は煮出したルイボスティーを冷蔵庫で冷やし、麦茶代わりのようにして飲むことが多いですね。
また、ルイボスティーを作る時間がないときは、2Lのミネラルウォーターにティーバッグを2つ入れて、そのまま冷蔵庫に入れておくと2時間ほどで抽出されるので、時間がないときや面倒なときにはおすすめの作り方です。
最近は、水道水を注ぐだけのウォーターサーバー で、ルイボスティーを作っています。ミネラルウォーターは買い物が重たいですし、ペットボトルのプラゴミが出ますからね。
ルイボスティーは煮出さないと意味ない?
ルイボスティーは煮出すことで、ルイボスティーの成分がより抽出される可能性はありますが、お湯出しや水出しでも効果は十分に得られると思っています。
一年を通して、煮出し・お湯出し・水出しで毎日飲んでいますが、それほど大きな違いを感じられないというのが正直なところです。
ルイボスティーの飲み方
飲み方は人それぞれだと思いますが、私の飲み方は、朝の寝起きに一杯、寒い時期はホット、暑い時期は冷やしたルイボスティーを飲んで水分補給をしています。
基本的に朝食は食べない派なので朝はルイボスティーを一杯という日が多いです。
自宅で昼食をとる時はお茶やお冷代わりにルイボスティーを飲みますが、職場や外食する時までは飲んでいません。ルイボスティーを水筒に入れて毎日持っていくのは面倒ですからね。
夕食も昼食同様、自宅ならお茶やお冷代わりに、外食する時は持って行きません。ただ自宅で晩酌していたときは、焼酎やウイスキーのルイボスティー割にしてお酒を飲むようにしていました。
私にとってルイボスティーは生活の一部になっていますから、「よし!ルイボスティー飲むぞ!」と意気込んだり、「外出中や外泊中も飲まなきゃ!」と神経質になることもありません。
自宅ではお茶やお冷代わりに飲んでいるだけなので長続きしているのでしょうね。
ルイボスティーはいつ飲む?飲むタイミング
ルイボスティーを飲むタイミングは、いつ飲んでも大丈夫です。
なぜなら、ルイボスティーはノンカフェインであるため、寝る前に飲んでも眠れなくなるということがないからです。ミネラルウォーターと同じようにいつ飲んでもOKです。
ルイボスティーの注意点
ルイボスティーには注意点があるのでご紹介します。
ルイボスティーの飲み過ぎは、腎臓や肝臓に悪い!?
ルイボスティーを飲み過ぎると、腎臓や肝臓に負担をかけるという情報があります。
私自身、少なくても毎日500ml以上、多い日だと2リットル以上を10年以上飲み続けており、健康診断でも問題ないため、「本当かなぁ?」というのが率直な感想です。
ちなみに私の両親や兄弟夫婦や家族も私と同じぐらい飲んでおり、特に健康に問題ありません。
ただし、そういう情報がある以上、飲み過ぎには注意したほうが良いでしょう。
例えば、ルイボスティーに限らず、ミネラルウォーターであったとしても、飲み過ぎることで水中毒や多飲症の原因になりますからね。
妊娠中や授乳中の方、特定の病気を持っている方は、医師に相談した上で飲むことをおすすめします。ルイボスティーは健康に良いハーブティーですが、自分の体調や状況に合わせて適切に摂取することが重要です。
まとめ
以上、ルイボスティーを10年ほぼ毎日飲み続けている私の感想です。
ルイボスティーはノンカフェインなので、妊活中や妊娠中、授乳中でも飲めるため、女性の飲み物として認知度が高いですが、ルイボスティーには様々な効果があるため、老若男女問わず、ルイボスティーを飲む習慣が広がっていってほしいと思います。
また、ルイボスティーの効果は最新の研究結果でも証明されていることなので当然ですが、私だけでなく、私がルイボスティーを勧めた家族・友人・知人にもダイエット効果や、便秘改善、若返りの効果が表れています。