福岡の賃貸vs持ち家はどっちがお得!?生涯コストやメリット・デメリットを徹底比較

福岡の賃貸vs持ち家はどっちがお得!?生涯コストやメリット・デメリットを徹底比較 福岡の不動産売買
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賃貸vs持ち家ではどっちが得なのか論争は、福岡においては既に決着がついている問題です。

結論からいうと、「福岡は持ち家のほうがお得」です。

ただし、年齢や年収、家族構成、立地、購入金額、賃貸料など様々な要因によるものなので、生涯コストやメリット・デメリットについて解説します。

福岡は持ち家がお得!

福岡の場合、賃貸と購入の価格差が小さいため、福岡で暮らすなら持ち家のほうがお得です。

例えば、50年間、賃貸に住み続けると3000万円以上の賃料を支払うことになります。

賃貸物件の家賃シュミレーション
家賃5万円×50年間=3000万円
家賃6万円×50年間=3600万円
家賃7万円×50年間=4200万円
家賃8万円×50年間=4800万円
家賃9万円×50年間=5400万円

福岡の場合、賃貸物件に住み続けても3000万円以上の家賃がかかるということ、そして福岡では新築戸建てが3000万円台で購入できるため、賃貸と購入の価格差が小さいわけです。

ざっくりですが、賃貸でも3000万円、持ち家でも3000万円だけれども、持ち家の場合、住宅ローンを払い終わった時点で「土地建物が残る分だけ得」と言えます。

ここまでは疑いようのない事実ですが、年齢や職業、ライフスタイルによって条件は異なります。

例えば、年齢的に35年の住宅ローンが組めなかったり、完済時年齢が80歳という場合は賃貸物件に住み続けたほうが住居コストを抑えられますし、起業している方、職業や会社が不安定な方、離婚する可能性がある方、ご近所付き合いが苦手という方は購入しないほうが良いでしょう。

これは人それぞれなので一概には言えませんが、30歳ぐらいで公務員や大手企業に勤めている方、ご家庭のある子育て世代の方、地域コミュニティを大事にしたい方は、福岡で暮らすなら生涯コストを安く抑えられる持ち家のほうがお得になります。

福岡の賃貸vs持ち家メリット・デメリット

賃貸と持ち家、それぞれにメリット・デメリットが存在します。

賃貸のメリットは「住み替えができる」「設備の交換や修繕費用負担が少ない」「固定資産税を支払う必要がない」などです。

逆にデメリットは「自己資産にならない」「一生涯の家賃支払い」「間取りや設備を自由に決められない」などです。

持ち家のメリットは「自分の資産になる」「増改築やリフォームが自由」「住宅ローン完済後に支払い負担が減る」などです。逆にデメリットは「引っ越しが難しい」などです。

これは本当に人それぞれの考え方や価値観、家族構成や将来設計、ライフスタイル等が大きく関係するため、メリットとデメリットの捉え方も人それぞれですね。

例えば、持ち家のデメリットである「引っ越しが難しい」にしても、「ご近所トラブルに遭っても引っ越しが難しいのは嫌だな」と思う人もいれば、「この地域が好きだから一生住み続けたい」と思う人もいて、捉え方次第ではメリットにもデメリットにもなるわけですね。

持ち家は家族への「愛の証」

持ち家の購入を検討する時というのは、結婚時や2人目の子供が生まれた時など、家族構成に大きな変化がある時です。

そもそも独身者の一人暮らしなら、住居コストを安く抑えられる賃貸のほうがメリットが大きいですからね。

持ち家は家族への「愛の証」だと私は思っています。

持ち家の購入を検討するということは、「家族には良い環境で生活してもらいたい」とか、「両親を安心させたい」、「家族に資産を残したい」、「老後は子供たちに心配をかけたくない」など、家族に対する愛情の表れです。

万一のときに家族を守る「団体信用生命保険」

団体信用生命保険(団信)とは、住宅ローンの契約者に万が一のことがあった時、家族や家を守ることができる保険です。この団信への加入を住宅ローンの契約の条件としている金融機関がほとんどです。

もし、住宅ローンの契約者であるお父さんが死亡してしまった場合、ローン残高相当額が保険金として金融機関に支払われ債務の返済に充てられるため、ローン残高は0円になり、残された家族に持ち家を残すことが出来ます。

団信は特約を付けることで、死亡だけでなく、高度障害状態やガン、急性心筋梗塞、脳卒中、高血圧症、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎など保障の幅を広げることができます。

現在、日本人が生涯でガンになる確率は男性63%(3人に2人)、女性48%(2人に1人)ですから、それほど珍しい病気ではありませんし、高血圧症や糖尿病など生活習慣病まで保障されるのは団信の魅力です。

これが持ち家ではなく、賃貸だったらと想像してみてください。

お父さんが死亡、あるいはガンなど働けないような重病になった時でも、賃貸に住んでいる限りは家賃を支払い続けなければいけません。

専業主婦だったお母さんがパートで家計を支えたり、両親の援助が必要になったり、子供たちの未来にも影響を及ぼすのではないでしょうか。

万一に備えて大切な家族を守るための団信であり、団信へ加入するために住宅ローンで持ち家を購入するのです。

持ち家は治安の良さや子育て環境に影響する

福岡には、治安の良い地域・悪い地域から子育てに適している場所があります。

ここではその地域について明言を避けますが、治安の良いところで生活したい、子育て環境の整った地域に住みたいと誰でも思うのではないでしょうか。

犯罪率が高い街、酔っ払いが多い街、ゴミが散乱しているモラルの低い街、スプレーの落書きが多い街など、家族が犯罪に巻き込まれる危険性、子供がいじめに遭う危険性が高くなるでしょう。

「賃貸でも治安の良い場所に住んだら良いんじゃない?」と思われるかもしれませんが、隣に住んでいる人もよく知らないという賃貸では地域コミュニティに参加しづらいのです。

地域コミュニティは自治会や町内会の活動など、「できればやりたくない」と思う人も少なくありませんが、地域のゴミ拾いや草刈りなどに参加することで仲間意識が芽生えますし、その地域のお祭りや伝統行事で子供のコミュニケーション力や社会性を養うことも出来ます。

また、地域の見守りで地域の生活者の安全を守ったり、万一の災害などの際に助け合い、地域の福祉や教育、環境整備などの行政サービスの向上、これはその地域に住み続ける持ち家だからこそのメリットと言えます。

持ち家は老後の住まいに困らない

日本賃貸住宅管理協会の調査によると、60代に差し掛かると、賃貸物件の審査に落ちやすくなり、賃貸物件を借りにくくなるとされています。

もちろん高齢者向けの賃貸物件もあるのですが、希望通りの物件は少なく、賃貸のメリットであるはずの「気軽に住み替えできる」というのは、実質的に50代までのメリットといえるでしょう。

59歳までは賃貸物件を気軽に住み替えてきたけれど、60歳になると借りられる物件の限られてくるため、59歳の時点で借りている物件を一生借り続けるという方が多いです。

また、60代・70代になると希望通りの物件を借りられないため、60代・70代になってから中古の戸建てを購入されるお客様もいます。

先月、70代のご夫婦が中古戸建てを900万円で購入され、250万円のリフォームをされていましたが、約50年間も賃貸の家賃を支払い続け、この歳になって中古戸建てを買うぐらいなら、無理してでも若い頃に新築戸建てを買っておくべきだったと嘆いておられました。

持ち家は住み続けることで資産価値は落ちますが、少なくとも老後の住まいに困ることはありませんし、必要に応じてバリアフリー等のリフォーム工事も可能です。60代・70代になったとき、子供たちに心配をかけないのも持ち家のメリットです。

まとめ

福岡の賃貸vs持ち家ではどっちが得なのか、福岡なら賃貸より持ち家のほうが生涯コストが安く、持ち家のデメリットよりメリットのほうが大きいと思います。

持ち家の場合、修繕費やリフォーム費などを気にされる方もいますが、昔と違って今の新築住宅は全体的に頑丈な建材が使用されているため、少額の積み立てで十分、それほど大きな金額は必要ないでしょう。

そういうことも含め、ご家族と話し合うことが大切です。

今だけでなく、子供の学校や職場、子供が社会人になった後、住宅ローンが完済する年齢、老後のライフスタイルなど様々な角度から検討してみましょう。

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