福岡の新築・中古マンションを購入するなら知っておきたい!福岡市の資産価値ランキング

福岡の新築・中古マンションを購入するなら知っておきたい!福岡市の資産価値ランキング 福岡の不動産売買
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昨今では、転勤やライフステージの変化に応じてマンションを買い替える人は少なくありません。

そこで注目されるのがマンションの資産価値です。購入時、資産性の高いマンションを選んでおけば、将来の買い替えがスムーズにできるからです。

例えば、3000万円で購入した新築マンションが10年後に2000万円で売れるより、同額の3000万円で売れたほうが嬉しいですし、4000万円で売れたらもっと嬉しいですよね。

このように資産性を高く維持できる住まいの特徴の1つとして「人気エリア」があります。

人気エリアの要素には「交通の利便性」「生活の利便性」「街の将来性」が関係しており、リセールバリュー(取得した資産を売却するときの価値)という1つの指標によって、福岡市内のエリア別、マンションの資産価値ランキングが発表されています。

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リセールバリューによる福岡市内の資産価値ランキング

リセールバリューとは、約10年前に分譲された新築マンションが、現在、中古物件として取引されている価格がいくらなのか、その価格水準を示す指数になります。

中古価格÷新築価格×100=リセールバリュー(%)

リセールバリューは、上記の計算式で算出されますが、あくまで過去の実績であり、今後の資産性を意味するものではありません。

例えば、2012年に3000万円で販売された分譲マンションが、2022年現在、中古物件として3300万円で取引されている場合、リセールバリューの数値は110%になります。

しかし、同じエリアであっても今後10年間、2032年になっても同じリセールバリューを維持できるとは限らないということですね。

リセールバリューは、未来の資産価値を測る絶対的指標にはなりませんが、「交通の利便性」や「生活の利便性」はそのエリアに帰属するものですから、リセールバリューはその街の資産価値を知るための1つの目安になります。

それでは約10年前に分譲されたマンションが、現在どれくらいのリセールバリューで取引されているのか、地域別にランキングを見ていきましょう。

1位:大橋(148.5%)

西鉄天神大牟田線の特急停車駅である大橋駅。特急約6分、普通約9分で西鉄福岡(天神)駅まで行けるのが魅力的です。

また、大橋駅東口にはバスロータリーもあり、天神・博多駅、那珂川、春日、弥永団地、月の浦、板付など多方面へのバスが発着します。ららぽーと福岡へは直行便で約10分というアクセスの良さも人気の理由でしょう。

2位:高宮(130.8%)

西鉄天神大牟田線の高宮駅は西鉄福岡(天神)駅まで約7分。天神に近い割に閑静な住環境が子育て世代に人気です。高宮通りの街路樹の雰囲気が個人的に大好きですね。

3位:六本松(124.5%)

地下鉄七隈線で天神までのアクセスも良く、2023年3月に予定されている天神南~博多までの延伸で博多駅までアクセス可能になります。

4位:西新(123.4%)

地下鉄空港線で天神、博多駅、福岡空港までのアクセスが良く、駅前商業施設やタワーマンションにより活気ある人気エリアになっています。

5位:藤崎(123.0%)

地下鉄空港線で西新から1駅の藤崎。早良区役所や早良市民センター、ももち体育館などの公共施設が多く、行政サービスを受ける際には便利ですね。

6位:大濠公園(118.0%)

地下鉄空港線で天神まで2駅の大濠公園。福岡城の外濠だった「大濠公園」に隣接する立地が魅力です。大濠公園で犬の散歩やジョギングをされている方々を見ると羨ましいですね。

7位:千早(117.8%)

JR鹿児島本線と西鉄貝塚線が乗り入れる千早駅は博多駅まで直通で約10分というアクセス。千早は福岡市の都市景観形成地区に指定された美しい街並みが魅力的です。

8位:平尾(110.4%)

西鉄天神大牟田線で西鉄福岡(天神)駅まで2駅の平尾。駅の西側には平尾山荘を中心に閑静な住宅街が広がり、浄水通りや福岡市動植物園などの街並みも素敵です。

9位:貝塚(106.3%)

西鉄貝塚線と地下鉄箱崎線が乗り入れる貝塚駅。九州大学箱崎キャンパス跡地のまちづくり事業「FUKUOKA Smart EAST」が進行中で、2025年にはJR鹿児島本線の新駅も開業予定なので、今後、注目されるエリアです。

10位:天神(98.8%)

福岡の商業中心地である天神は今、大規模再開発「天神ビッグバン」の真っ最中。2021年秋に竣工した「天神ビジネスセンター」、2023年春には「ザ・リッツ・カールトン福岡」や「福岡大名ガーデンシティ」が開業予定なので今後に期待されるエリアです。

まとめ

福岡市の人口は、2036年前後まで年々増加傾向で推移すると予測されていますから、都心部の住宅価格は高騰し、これからは西区や東区の需要が延びていくと予測されています。

リセールバリューには「交通の利便性」「生活の利便性」「街の将来性」が関係しているため、最寄駅や路線、買い物や子育て・教育のしやすさ、行政サービスの受けやすさ、再開発で整備が進む街や延伸を控える沿線の街など、様々な角度から街の資産性を予想してみると良いでしょう。

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