なぜ禁酒すると痩せるのか?お酒をやめるとダイエットに成功する理由

なぜ禁酒すると痩せるのか?お酒をやめるとダイエットに成功する理由 コラム
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「禁酒すると痩せるの?」と思われるかもしれませんが、食事制限しなくても、禁酒するだけで痩せることが出来ます。

私は定期的に禁酒しています。

1週間や2週間、1ヶ月など特に禁酒する期間は決めないことが多いのですが、お酒を飲まない期間は必ず体重と体脂肪率が減って、顔やお腹まわりもスマートになるため、「最近、太ったかな?」と思ったときは必ず禁酒するようにしています。

では、なぜ禁酒すると痩せるのか?その理由についてお話したいと思います。

なぜ禁酒すると痩せるのか?

なぜ禁酒すると痩せるのか?

禁酒すると痩せる理由は次の5つです。

摂取カロリーを抑えられる

禁酒することで、お酒から摂取するカロリーを抑えられます。

缶ビール1本350mlのカロリーは約150kcalなので、それほど高カロリーというわけではありませんが、缶ビール1本で飲み終える人は少ないでしょう。

缶ビールを2、3本飲んだ後、焼酎や日本酒というように、お酒の量が増えることで摂取カロリーも多くなり、いい感じに酔っ払った時には、お酒だけで1,000kcal以上のカロリーを摂取していても不思議ではありません。

1日の摂取カロリーの目安を考えても、1,000kcalは摂り過ぎですよね。

男性(成人):2,300~3,050kcal/日
女性(成人):1,750~2,350kcal/日

ちなみに「お酒はエンプティカロリーだから太らない」と思っている方もいますが、これは大きな間違いです。

これはカロリーが無いのではなく、「空っぽのカロリー」はカロリー以外の栄養素は無い、つまりカロリーだけはあるということなのでご注意ください。

満腹中枢が正しく機能するから食べ過ぎない

アルコールには、脳の視床下部というところにある満腹中枢を麻痺させる作用があるため、お酒を飲むと食べ過ぎてしまいます。

居酒屋では普段は食べ切れないほど注文したり、飲んだ後の〆にラーメンを食べたくなったりするのは満腹中枢が麻痺しているからです。これは誰でも経験ありますよね?

また、お酒のおつまみに、から揚げや天ぷら、ポテトフライやポテトチップなど高カロリーな揚げ物が食べたくなってしまい、カロリーオーバーになることも珍しくないでしょう。

禁酒すると、満腹中枢が正しく機能するため、食べ過ぎ防止につながります。

肝臓の代謝機能が高まる

肝臓は、代謝、解毒、胆汁生成など様々な働きを担っていますが、お酒を飲むと、肝臓は有害物質である「アセトアルデヒド」を分解して無毒化する解毒の働きを優先させるため、三大栄養素である炭水化物(糖質)、タンパク質、脂質の代謝機能が低下して太りやすくなります。

アルコールの分解スピードには個人差がありますが、一般的に体重約60kg~70kgの人で1時間に約5g~7g程度とされており、缶ビール500ml(アルコール含有量20g)の場合、約3~4時間かかるといわれています。

女性や高齢者の場合、もう少し代謝時間が長くなると思いますが、肝臓は500mlの缶ビール1本で約3~4時間も解毒の働きを優先するのですから、いわゆる「お酒が抜ける」まで長時間にわたって太りやすい状態が続いているといえるでしょう。

禁酒すると、肝臓は解毒の働きを軽減できるため、代謝機能を高めることができます。

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糖質による血糖値の急上昇を抑えられる

お酒は製造方法によって、焼酎・ウイスキー・ブランデーなどの「蒸留酒」と、ビール・日本酒・ワインなどの「醸造酒」に分かれ、醸造酒には糖質が多く含まれているものがあります。

糖質が多く含まれている醸造酒(ビール・日本酒・ワイン・チューハイ・梅酒など)を飲み過ぎると、糖質を摂り過ぎてしまい、血糖値が急上昇するため太りやすくなります。

血糖値が急上昇すると、上がり過ぎた血糖値を下げるために膵臓から「インスリン」が大量に分泌されます。

インスリンは、エネルギーとして利用されなかったブドウ糖を中性脂肪などにして体内に蓄える働きがあるため、糖質の摂り過ぎは太りやすくなるというわけですね。

コカ・コーラに含まれる糖質は100mlあたり11.3g、ビールは100mlあたり3.0gぐらいですから、比較するとそれほど多くないようにも思えますが、やはりアルコールは多量を飲めてしまうため、糖質を摂り過ぎてしまう可能性があります。

禁酒することによってお酒から摂取する糖質が無くなる分、太らなくなります。

睡眠の質が上がり、痩せやすい体質になる

お酒を飲んで寝ると寝付きはよくなりますが、アルコールが分解されて生じる「アセトアルデヒド」の覚醒作用と、アルコールの利尿作用によって夜中に目が覚めるなど、睡眠の質が悪くなってしまいます。

睡眠中は、脂肪の分解に関わる「成長ホルモン」食欲を抑えるホルモン「レプチン」が分泌されますが、睡眠の質が悪いと分泌量が減って、太りやすい体質になってしまいます。

禁酒することによって睡眠の質が上がるため、痩せやすい体質になります。

まとめ

以上、なぜ禁酒すると痩せるのか、お酒をやめるとダイエットに成功する理由についてでした。

「お酒はエンプティカロリーだから太らない」とか、「蒸留酒だったら太らない」とか、おつまみやカロリー、糖質だけを気にしている方は少なくありませんが、肝臓の代謝機能や血糖値、成長ホルモンやレプチンまで考えると、太らないお酒は存在しないといえるでしょう。

禁酒はダイエットに効果的なのでぜひ試してみてください。禁酒と同時にルイボスティーを取り入れると相乗効果によって、より効果的に痩せられると思いますよ。

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